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Gitを利用する準備

ホームディレクトリ下にあるいわゆるdotfilesを管理し、いろいろな端末から使えるようにするためにgitを導入することにした。

まずはgitをインストールする。

Mac OSの場合、MacPorts、Homebrewを用いると楽にインストールすることができる。

MacPortsの場合

sudo port install git-core

Homebrewの場合

brew install git

また、Linuxの場合はパッケージマネージャを用いて同様にインストールすることができる。 例えば、Debianの場合は

sudo apt-get install git

windowsCygwin等を用いた方法があるらしいが、windowsのマシンが手元にないため省略、、、

Gitで使う名前、メールアドレスの登録

Gitでログインするユーザの設定は以下の通りである。

git config --global user.name "hogehoge"
git config --global user.email foo@bar.hoge

こうすることで、この設定をしたPCにログインするユーザがGitを利用した場合、すべてのリポジトリに反映される。

基本的なワークフロー

1、リポジトリを作成 2、ファイルの作成、編集 3、インデックスへ登録 4、コミット

2〜4を繰り返すことが基本的な流れである。

リポジトリの作成は、管理したいディレクトリ(dotfilesとする)に移動して

git init

と打つだけである。 これで.gitディレクトリが作成される。 この場合、dotfilesディレクトリが作業領域、.gitディレクトリがリポジトリという扱いである。

このリポジトリで.bashrc、.bash_profileを管理する場合、リポジトリにこれらのフィアルを登録する必要がある。 そのため、ホームディレクトリにある.bashrc、.bash_profileをdotfilesディレクトリに移動し、ホームディレクトリに対して移動したファイルのシンボリックリンクを貼る。 こうすることで直接ホームディレクトリにリポジトリを作らなくて済む。

cd ~
mv .bashrc .bash_profile dotfiles
ln -s dotfiles/.bashrc .
ln -s dotfiles/.bash_profiles

これで2つのファイルはワーキングツリーには存在している状態にはなったが、Gitの管理対象にはなっていない。

そこでインデックスにファイルを登録する。

git add .bashrc .bash_profile

これで初めてリポジトリへコミットすることができる。 コミットするにはコミットメッセージが必要であるため、-mオプションで"Initial commit."等を指定する。

git commit -m "Initial commit."

コミットの履歴は

git log

で確認することができる。 -pオプションを指定すると実際にどのように変更したかが表示される。

ここから新たにファイルを編集する場合は、編集するたびにaddし、それをcommitすれば良い。

基本的な操作は以上である。